文系出身の私が、
開発の最前線で
新機種の設計に携わっています。

機械設計

小林 彩

2013年入社

女性技術者が図面を引く姿に憧れて

経済学部出身の私が機械設計をしているなんて、就職活動を始めた頃の自分が知ったらびっくりするでしょうね。当時テクノ・ラインが募集していた一般事務職を希望して、職場見学へ訪問した時のこと。私と歳の近い文系出身の女性社員がCADを操り機械を設計している姿を見て、「カッコいい!」と感動したのが入社のきっかけでした。もちろん、その時点では「CADって何?」ってレベル。でも、入社後の充実した研修制度のおかげで、 徐々に製図の流れや、設計の考え方が理解できるようになっていきました。テクノ・ラインはいつも「今の自分のちょっと上」の業務を任せてくれます。簡単すぎず、難しすぎない絶妙なレベルなので、無理せず少しずつ成長できました。これは上司や先輩が、一人ひとりをよく見てくれているからだと思います。

頼られる技術者を目指し、知識を蓄えていく

入社4年目からは、大手企業の工作機械の新機種開発に携わっています。ベンチマークするライバルメーカーより早く、効率の良い機械を開発することがミッション。メインテーマは「自動化」。私は、本機と呼ばれるマシン本体へ、加工されるワークを置く機械の設計に関わっています。目指すのは少ない動力で動く、効率的かつシンプルな機構です。他社製品の動きによっては、当初より自動化する箇所が増えるなど計画変更もあり、その度に図面を引き直すことも。大変なこともありますが、新機種開発の現場は、以前携わっていた改良業務よりもダイレクトにお客様の設計思想がわかるので、とても勉強になります。今はまだ設計のサポート業務がメイン。一人前の設計技術者として頼りにされる存在になるため、開発の最前線で知識を蓄えていきたいです。